2005年12月19日
2005年、MOT学習室で売れた本
今年もあとわずかとなりました。 Amazonアフィリエイトの履歴をもとに、MOTLABで売れた本のランキングを作ってみました。 技術経営に関する本をお探しの方は参考にしてください。 レビューで扱った本の中では、「OPEN INNOVATION」が1位、「日本のもの造り哲学」が2位でした。
1位 OPEN INNOVATION―ハーバード流イノベーション戦略のすべて(日本語版) (英語版はこちら)
1位 MOTの真髄~イノベーションはここから始まる
3位 図解入門ビジネス 最新MOT(技術経営)がよーくわかる本―技術者と企業のための実践マニュアル
3位 技術系のMBA「MOT経営」入門
5位 MOT(マネジメント・オブ・テクノロジー)入門―技術系のMBA
6位 日本のもの造り哲学
6位 イノベーションへの解―利益ある成長に向けて (日本語版) (英語版はこちら)
6位 イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (日本語版) (英語版はこちら)
6位 MOTを極める ~最強の「知財戦略」と「プロジェクト思考」
6位 技術経営入門 改訂版
11位 プラットフォーム・リーダーシップ―イノベーションを導く新しい経営戦略 (日本語版) (英語版はこちら)
11位 技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から
13位 明日は誰のものか イノベーションの最終解 (日本語版) (英語版はこちら)
14位 生きた技術経営 MOT―プロジェクトマネジャーからのメッセージ
14位 MOTアドバンスト 技術ベンチャー―技術系のMBA
投稿者 motlab : 20:23
2005年12月04日
LLPについて、参考本など
株式会社でない事業体としてLLC/LLPというのが制度化されたのですが、8月ごろから興味を持っていろいろ調べてきました。
初耳の方は、下記URLをご覧下さい。
経済産業省, 有限責任事業組合(LLP)制度の創設について
背景として、ITの世界が典型なのですが、お金の大小よりも知識、知恵の優劣がビジネスの成否に影響する度合いが強くなってきた、といトレンドがあります。 このため、出資金の比率で利益を配分する株式会社制度に限界が生じてきたというわけです。 これを解決するために、出資金の比率に依存せずに利益配分を決められるようにする制度がLLP/LLCです。 組合として事業体を作るのがLLP、法人(会社)として事業体を作るのがLLCです。
LLC/LLP制度が誕生した本質的な理由は上記の通りなのですが、僕は別の理由でLLPに注目しています。 複数の企業が共同で未開拓市場において企業する形態としてLLPが有効かも??、と着目しているのです。 特に、組合なので、損益計算時に、新組織の損益を各親会社に連結できるというメリットがあります。 黎明期において起業する場合のキャピタルコストが安くなるというわけです。
ただ、本当に有効かな?と思う点もあります。 大企業のベンチャーが失敗する理由の一つとして、「親企業への依存意識が捨てきれず、ベンチャーに必要なモチベーションが喚起できない」という問題があります。 LLPの形態では、むしろこの問題が強まってしまう恐れがあります。
そう考えると、あくまでもスピンオフさせるまでのインキュベーションフェーズにおける組織形態としてLLP、という発想になるのですが、こういう中間解の存在がかえってスピンオフを遅らせてしまうのでは、という懸念を抱いてしまうのです。
以上が僕のLLPに対する思いなのですが、LLPの会計のしくみなどについて参考になる本を紹介します。
[1] 川田 剛・山田&パートナーズ、日本版LLPのすべて
企業がLLPのメンバーとなる場合について、各種の収入、支出の具体的処理はどうなるのか、が詳しく書かれています。 一冊だけ買うなら、この本を薦めます。
[2] 江戸川 泰路、日本版LLP(有限責任事業組合)のつくり方・運営のしかた
企業がLLPのメンバーとなる場合について、企業の従業員の労務処理などが書かれていて、参考になりました。
投稿者 motlab : 22:51
2005年03月10日
ハロルドジェニーン著 プロフェッショナルマネージャ
ハロルドジェニーン著 プロフェッショナルマネジャー
特にMOTというわけではないのですが、マネジメント力を磨こうと思っている皆さんにお勧めの本です。 シェラトンなどを経営するコングロマリット ITTを成長させたハロルドジェニーン氏が自分の半生を振り返りながら、キャリア戦略においてなにが重要か、経営者としてなにが重要かを語っています。 特に、自分が好きなところを紹介します。
続きを読む "ハロルドジェニーン著 プロフェッショナルマネージャ"
2005年02月27日
藤本 隆宏先生の「日本のもの造り哲学」
藤本 隆宏先生の日本のもの造り哲学を読んでいます。
今後の日本の戦略を議論するうえでの重要な観点をいくつも提示しています。
MOT学習室のMOTレビューのコーナーでとりあげたい本をしばらく探していたのですが、この本をぜひ扱いたいと思っています。 というわけで、本の論旨と感想についてはMOTレビューで語る予定です。
MOT学習室のリニューアルを行った後にレビューを開始したいと思います。
投稿者 motlab : 22:00
2005年02月07日
人口減少社会のマーケティング
最近、自宅でもプログラミングをしていることが多かったのですが、久しぶりに経営系の本を読みました。 古田 隆彦さんの「人口減少社会のマーケティング」という本です。
日本国内でも2005年から人口が減少し始めるということで、アメリカのような成長型からヨーロッパのような成熟型へと社会が移行していくとのことです。 これを前提として、どのような価値を顧客に提供していくべきか、について考察しています。
投稿者 motlab : 23:30
2004年01月28日
コトラー Lateral Marketing
コトラー先生のLateral Marketingの最初の方を電車の中で読んだ。最初の方で、既存の顧客セグメンテーションをベースとしたマーケティングの限界について言及し、顧客目的志向のマーケティングアプローチを提唱している。思ったとおり、クリステンセン先生がInnovator's Solutionで提起している内容に符合している。
投稿者 motlab : 20:13 | トラックバック (0)