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2005年12月15日
ソフトウエアビジネスのサービス産業化(デスクトップ系)
Can one man reprogram Microsoft? | CNET News.com
昨日のApache Tuscanyの話はサーバ系ソフトウエアビジネスのサービス産業化を示しているが、こちらの記事はデスクトップ系ソフトウエアビジネスの構造変化をよく表している。
今までのソフトウエアビジネス
・ 物流型: 配送、インストールのコストが大きかった。
・ プロダクト販売型: プロダクト提供時に対価を回収 (一回払いのモデル)
⇒ この条件ではサプライチェーンの優劣がシェア争いの鍵となる。 この市場を最も熟知して、PCメーカーを通じたOEM供給、バンドリングなどの得意技を創出し、独断場を築いたのがマイクロソフトだった。
環境の変化
・ ブロードバンド化: 物流型からオンライン供給型へ
・ ユーザ増大: 広告モデルによる資金回収の実現
・ ブラウザ高機能化: ブラウザ上でインストールフリーのアプリサービスが実現可能に
こういった環境下ではマイクロソフトの強いサプライチェーンがうまく使えないので、戦況がリセットされてしまった。 ビルゲイツもこの環境変化をプロダクト販売型からサービス型への転換と表現している。
In a two-page note that accompanied the Ozzie memo, Gates compared it to one he wrote in 1995, "The Internet Tidal Wave," which assessed the Internet challenge of a decade ago. Microsoft, he wrote in the introduction to the Ozzie memo, was at similar crossroads. "This coming 'services wave' will be very disruptive,"
ところでよく考えると、サービス産業化の流れは共通だけど、サーバ系とデスクトップ系とに違いがある。
サーバ系のサービスビジネスは主にサポート(パッチ供給、SEコンサル、など)であるのに対し、デスクトップ系のサービスビジネスはソフトウエア機能そのもののオンライン提供である。
となると、デスクトップ系のオセロの角はブラウザだろう。 インストールフリーのサービスを提供するとブラウザ依存となるから。 マイクロソフトがIEのシェアを死守できれば、インターネットサービスでもマイクロソフトが有利となるような気がする。
投稿者 motlab : 2005年12月15日 00:14