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2005年12月07日

オープンソース戦略の分類

Sun to offer core software products for free as open-source
Sun Gives Away Java Enterprise System, Other Software

サンがSolarisに続き、JAVA Enterprise Serverをオープンソース化するという。 オープンソースに関する最近の傾向を2x2マトリクスで整理してみた。 最近は図の赤のドメインのソフトウエアが増えてきている。 JBOSS社はこの形態をProfessional Open Sourceと呼んでいる。 有名な成功例としてはMYSQLがある。

oss-matrix.gif

Professional Open Sourceの合理性については、スタンフォードGSBのケース資料MYSQL Open Source Database in 2004に書かれている。 ポイントとしては、以下の感じ。

開発における試験コストを削減
OSやデータベースなどの基盤ソフトについては、試験コストが開発コストのかなりの部分を占めるが、オープンソースギークをうまく活用して、このコストを削減できる。
プロダクト開発戦略の確保
自社でプロダクトコンセプト、アーキテクチャ、開発ロードマップなどを策定できる。 コミュニティ開発のソフトウエアに比べて、戦略を明確にプロダクトに反映させやすい。
優良顧客は維持
ビジネス的には、オープンソースとすることで失う利益が多そうな印象を受けるが、有償サポートを求める企業は多いので、優良顧客を失うことはない。 (わざわざデュアルライセンスで提供しなくても、サポート収入で事業が成立する可能性もある)

マイクロソフト vs オープンソースコミュニティという構図はだんだん昔の話になりつつあり、いつの間にかソフトウエアビジネスの2.0ができつつある、ということかもしれない。

関連記事
eWeek 2005.10.3, Open Source Becomes Key Player in Business Models

投稿者 motlab : 2005年12月07日 23:11

コメント

> マイクロソフト vs オープンソースコミュニティという構図はだんだん昔の話になりつつあり、いつの間にかソフトウエアビジネスの2.0ができつつある、ということかもしれない。

いやぁ、これは感じますよ。現場の方と話していると面白いです。

http://sw.cocolog-nifty.com/swmemo/2005/12/seasar_031c.html

投稿者 SW : 2005年12月08日 11:32

コメント、ありがとうございます。

従来型のソフトウエアビジネスが一番もうかるんでしょうけどね。 ただ、そのドメインに生き残れるのはプロダクト分野毎に一社だけ。

二位グループとしては対抗の位置取りとしてprofessional open sourceを目指さざるおえないですね。。

投稿者 Masa33 : 2005年12月08日 23:53