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2005年07月17日

IEEE SPECTRUM 7月号 -- End of AT&T --

経営の雑誌ではないのですが、IEEE SPECTRUM 2005年7月号に"The end of AT&T"という記事ありました。 IEEEの記事なので、AT&Tの歴史におけるBell研の位置づけが論点となっています。 

・ AT&Tは世界の基盤的研究を担っている、という自負のもと、他社による研究成果の活用を奨励してきた。 その寛容さ(generosity)が、Bell研の素晴らしい研究成果によってAT&Tの崩壊をもたらす、という皮肉な結果を招いた。

・ AT&Tの研究者達は、信頼性、耐久性に対する要求が厳しく、新技術を商用化するまでに過大な時間をかけることが多かった。 このため、Bell研によって技術的優位性を築くことができなくなった。

・ AT&Tへの貢献はともかく、国のIT産業の発展におけるBell研の寄与は大きかった。 今はその成果を食いつぶしているような状態だ。 Bell研の代わりとなる基盤的研究機関が国のどこかには必要だろう。

というような内容でした。 もちろん、NSFなどはあるのですが、セキュリティ以外の予算は減っているようですし、米国全体で研究費が不足気味になっていくトレンドをまた感じてしまいました。 

## 経営的観点での分析は、Open Innovationとかの方が詳しいと思います。

投稿者 motlab : 2005年07月17日 21:14