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2005年04月14日
第4章 「相性のよいアーキテクチャで勝負せよ」
日本のもの造り哲学 第4章のレビューです。 この章はアーキテクチャを分析する観点を幅広く紹介しています。 擦り合わせか寄せ集めかという分類は良く知られていますが、どういう角度で分析するかによって見え方が変わってきます。
色々な産業を「こういう角度で分析するとモジュラーだけど、こういう角度で分析するとインテグラル」 という感じで分析しています。 私なりに学びのポイントをまとめると、以下のようになります。
キーワード:
1. インテグラル、モジュラー、クローズド、オープン
2. 製品設計のアーキテクチャ、製造工程のアーキテクチャ、開発プロセスのアーキテクチャ
3. 製品コンセプトに対する擦り合わせ vs 顧客に対する擦りあわせ
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ポイント:
1. インテグラル vs モジュラー、クローズド vs オープンの説明 (ここでは省略)。
2. いろんな観点での分類を意識することが重要
製品設計のアーキテクチャ: システムに合わせて専用部品を製造したり、部品の調整が必要(インテグラル)か、共通部品の組み合わせでシステムができている(モジュラー)か
製造工程のアーキテクチャ: 製造装置の相互調整が必要(インテグラル)か、出来合いの製造装置の組み合わせ(モジュラー)か
開発プロセスのアーキテクチャ: 論理設計、物理設計、プロセス設計、などの開発プロセスの間の擦り合わせが必要か、各ステップは独立か
3. 擦り合わせが必要な理由
擦り合わせが必要な理由(=擦り合わせの目的)にもいろいろある
例:
・ 製品コンセプトに応じたトータル性能の実現 (自動車の乗り心地など)
・ 小型化・薄型化の実現
・ 繊細な機能の実現
・ 品質管理
・ 顧客に合わせる
4. 製品コンセプトに対する擦り合わせに限らず、顧客に対する擦り合わせをする例もある (例: 街のテーラー時代の紳士服ビジネス)
5. 日本が得意なのは擦り合わせを必要とする製品・ビジネスである
考察:
たしかにそうなのですが、その先の議論として、「なのになぜ、日本のメーカーって、ブランドポジションがはっきりしないんだろう・・・ あまり違いが見えない・・・」との疑問をもちました。 擦り合わせが得意なら、もっとユニークな製品を創れるはずですよね。 擦り合わせは得意なんだけど、そもそものコンセプト・戦略を創り出す力が弱いのでしょう。
投稿者 motlab : 2005年04月14日 22:09
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コメント
ものづくりに重点を置き過ぎてブランドボジションを明確に定義することが難しいのだと思います。日本の場合、ものづくりが先で、ブランドはおまけみたいな感じです。欧州の企業は、ブランドが先に有って、ものづくりはその生産物であるという位置づけのようです。
投稿者 besus : 2005年04月15日 03:00