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2005年03月06日

アルコールによって進化するID認証技術

NY Times 3月6日付けの記事: In the ID Wars, the Fakes Gain

PCプリンターなどによって簡単に偽運転免許証が作れるようになり、確認義務を課されているバーと青春を楽しみたい未成年学生との間でいたちごっこの技術合戦をしている、という記事。
単なるくだらない問題でなく、社会全体の安全の崩壊を示唆している。

防止のためのスキャナーが開発されたり、バー入口でID確認する役の人に偽ID一つ見つける毎に20ドル払うお店があったり、お店側は結構苦労している。

未成年者の飲酒問題については、単なるこっけいな問題に思える。 もともと未成年者を保護するために法律はできているので、当事者である未成年者がその法を破ろうとしているのだから、勝手に酒を飲ませればよいではないか、と思ってしまう。

この問題がそれだけでは済まないのは、偽運転免許証の流通は社会全体の安全の崩壊を意味しているからである。 航空機のハイジャックや詐欺も可能になってしまう。

そう考えると、未成年者アルコール問題で現在のID基盤の脆弱性について認知が広まり、対策技術が進歩する、ということはwelcomeと思った。

[補足] この記事の中でみつけた面白い英語表現を二つ

bouncer : 店の入口で年齢確認をする役の人のこと。
ID mill : 偽ID作成設備。 これはNY Timesの記者か一部のコミュニティが作った新語と思われる。

投稿者 motlab : 2005年03月06日 18:29