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2004年03月02日
3章: インテル流の特徴
3章にはインテルのプラットフォームリーダシップ活動の詳細な特徴が記載されています。 すべてを記載できませんが、主なポイントを以下にまとめます。
インターフェースの開放性について (Lever 2:Product 関連)
- モジュラーデザインとオープンインターフェースよるプロダクトデザインを推進する
- オープンインターフェースに関わる知的財産(IP)の使用許諾を周辺ベンダに無償で与える。 ただし、通常は提供相手に対してクロスライセンシングを要求する。 (特定の会社がIPを保有することによってインターフェースの普及が妨げられることを危惧している。)
インターフェースのデファクト標準化のステップ (Lever 3: Relationship関連)
- 活動初期では、3~7ぐらいの少数の会社によるグループ(SIG: strategic interest group)を編成する。グループを少数に制限するのは判断を迅速化するため。 長期的にその技術にコミットできそうな会社をSIGメンバとして選ぶ。
- ある時点で、数千のソフトベンダ、ハードベンダに仕様を公開して、フィードバックを受け付ける。 ディベロッパフォーラムやインプリメンタフォーラムといった場を活用して仕様を公開し、
その仕様が業界へ浸透する勢い(原文: momentum )を作ってしまう。 - 相互接続ワークショップを開催し、ベンダの開発を支援する
- SDK(software development kit)/DDK(device development kit)を配布する
周辺プレーヤを刺激する活動 (Lever 3: Relationship関連)
- 非公開の情報を他社へ開示する
- 技術、市場に対する知識を伝授するためエンジニアやマーケタを他社へ派遣する
- 相補的プロダクトの供給会社へ出資する。
このためにIntel Capitalというコーポレートベンチャー部隊がある。 - Complementor(相補的プレーヤ)になりえる外部の会社(rabbitと呼ばれる)を一社定めて、
推進技術・インターフェースのリーダ的存在となるように支援する。 - Rabbitの会社およびその市場に注目が集まるようにマーケティング、PR活動を行う。 (インテルのこの種の活動によって、その市場に資本が集まってくることもしばしばある)
投稿者 motlab : 2004年03月02日 22:37