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2004年01月26日

7章考察: やはりジレンマは治らない

企業が大型化して階層構造に基づいた分業体制が確立すると、企業内で全体のビジネスを統括できる人材を育成することが困難になっていきます。 このことが大企業で新ビジネスを創造することが難しい一つの要因ではないかと思います。

CC先生もこの点を7章で指摘していると思います。 しかし、新ビジネス創造のリズムを失ってしまった大企業においてどのように経営者を育成しビジネス創造のリズムを取り戻していくのか、という課題について明確なフレームワークを提示していません。「やはり、ジレンマは治らないのかな・・・」というのが私の率直な感想です。

しかし、ビジネスの分野でこの課題を解決することは医学の分野で癌の治療法を見つけることぐらい難しいのでしょう。この問題に取り組んでくださっているCC先生に感謝し、少しでも成果を学んで行きたいと思います。

日本の大企業が若いマネージャをグループ会社や海外オフィスに出向させることがあります。結局それが一つの現実的な解決方法なのかな、という気がしています。 ただ、その際には、既存事業を担う階層組織の下で仕事を請け負う会社に出向させるのでは意味がなく、独立した事業を展開する”autonomousな”会社に出向させることが重要ではないかと思います。

投稿者 motlab : 2004年01月26日 21:59

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