« 4章論旨: 初期顧客を正しく選ぶために | メイン | プレジデント 小説 盛田昭夫学校 »
2004年01月15日
4章考察
Innovator’s Solution4章の主なポイントは、リソース獲得のフェーズでは技術革新の事業化プロジェクトの目的を既存事業、既存顧客の維持としながら、計画実行フェーズではプロジェクトの目的を新市場創造とする、という主張にあると思います。
自分なりに直面するであろう問題を整理して、どのように主張を実践していったらいいか考えました。
- リソース獲得フェーズ(計画フェーズ)の問題
- 既存技術と互換の製品・サービスを提供するようなビジネスモデルを描いても、財務的に既存事業の収益を継承するようなビジネスプランにはならないことが多い
やはり計画においても、既存顧客に従来と互換のサービス・製品を提供しつつ新技術の付加価値で既存事業の業態を拡大するビジネスプランが望ましい、と思います。
- 実行フェーズの問題
既存事業・既存顧客の維持を目的としたプロジェクトなら当該既存事業の事業部門で推進するのが自然である。 ゆえに、独立の組織にプロジェクトを移管する提案に根拠をつけるのが難しい。
既存事業だけでなく新技術による拡大事業をビジネスプランに含ませ、 拡大事業へ進出するために機敏な組織が必要であることを訴えていくことになるような気がします。
以上、二つの問題を総合的に考えて、以下のようなアプローチで実践してくべきだろうとの結論に達しました。
- [計画]新技術による事業の将来像には、既存技術と互換のサービス・製品を提供するビジネスと新技術の付加価値による新規ビジネスとを含ませる
- [計画]時系列的には、新規ビジネスの創造を先行させ、既存技術と互換のサービス・製品の提供を後回しにするロードマップを描く
- [実行]まずは、独立の組織で新規ビジネス(=会社にとって不案内な市場である場合が多い)の創造を目指す
投稿者 motlab : 2004年01月15日 21:37
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://motlab.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/76