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2004年01月12日
2章,3章考察: CC流技術革新分析に関する考察
身近な技術革新にクリステンセン先生の理論を適用してみたいと思います。
今、普及が進んでいるハードディスク録画について考えてみましょう。
既存のホームAV市場の顧客をターゲットとしており、既存の代替手段(VTR)よりも高い値段で売るビジネスなので、デジタル蓄積という技術革新をSustainable Innovationと位置づけたビジネスだといえます。
ただ、デジタル映像圧縮という技術の発展経緯をみると、PCでの映像利用などNew Market Disruptionから始まっています。 Innovator's Dilemmaの典型的なストーリー展開では、ベンチャー企業がPC市場でデジタル映像圧縮製品を育成し、
やがて家電市場を奪ってしまう、という流れになるでしょう。 しかし、実際には、デジタル映像圧縮技術の家電利用が可能になった頃には、既存家電メーカーがSustainable Innovationとして事業化することに成功しました。
日本の家電メーカーは大企業ながら技術革新に対する対処が機敏ですよね。
Dilemmaはないのかな、と思ってしまいます。 (こんなサイクルで製品開発して利益はでるのかな??、という疑問ももちますが・・・・)
自動食器洗い機はどうでしょうか? New Market Disruption ですね。
ただ、既存技術に開拓されていない人達がいるからといって、その技術革新があたるとは限らないですよね。 その人達はそんな技術がなくても今まで不自由なく暮らしてきたのだから。 New Market Disruptionの難しさは、もともと必要もなかった物を売る苦労です。 自動食洗機の場合、それを解く鍵は節水だったんですね。
CC先生の言うとおりに目的にばかり着目しても、”節水”には気づかなかったかも・・・と思います。
日本の家電メーカーマーケティングIQの高さはすごいな、と感心します。
投稿者 motlab : 2004年01月12日 21:30
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