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2004年01月10日

2章論旨: 技術革新の分類とスクリーニング方法

1章はスキップして、2章の論旨を紹介します。2章では技術革新の分類を以下の通り3つ定義し、技術革新機会をとらえたベンチャービジネスのスクリーニング方法を提案しています。

技術化革新の分類


A. 継続的技術革新(Sustainable Innovation) 

既存技術の市場における高度化を実現する技術革新 (既存企業がその技術革新によるビジネス創造をリードしやすい) 

B. 破壊的技術革新(Disruptive Innovation)

既存技術の市場の成功企業に不利となる技術革新。さらに以下に2つに細分化できる。

B.1 新市場型(New Market Disruption)

既存技術が満足できなかった利用シーンやユーザ層を満足させ、既存技術とは別の市場を創造する技術。例:携帯ラジオ、デスクトップコピー機。

B.2 底辺型(Low-end Disruption)

既存技術の市場の最も利益率が低い市場セグメントにくいこむ技術革新。




破壊的技術革新の機会のスクリーニング方法( Litmus Test )



  • Test 1: New Market Disruptionの機会はあるか? つまり、既存技術では対応できてないユーザ層、利用形態、地域はないか?

  • Test 2: Low-end Disruptionの機会はあるか?つまり、既存製品の購買者のなかに、品質が充分(Good-enough)であえばもっと安い製品を買いそうな人たちはいるか?そして、そのような人たちに安い製品を提供するビジネスモデルはあるか?

  • Test 3: その技術革新は市場の現在の成功企業にとって破壊的か? つまり、技術革新による新製品、サービスが既存技術の製品、サービスに対して悪影響を与えるか?


破壊的技術革新で成功するためには少なくとも、(Test 1 OR Test 2) AND Test 3の値がTRUEである必要がある 。[もちろん、これがTRUEだからといって成功が保証されるわけではない]

投稿者 motlab : 2004年01月10日 00:00

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