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2004年09月01日

RFID利用に対する法規制の動き

8月30日付けのNEW CNETの記事  Don't regulate RFID - yet で米国におけるRFID利用に関する法規制の動きが話題になっています。 

「RFIDが埋め込まれた商品が消費者に販売され消費者のプライバシーが侵害されるの可能性がある」という理論上の話に過敏に反応した政治家が規制法を提出しているとのことです。カリフォルニア州では、"RFIDを使って情報を収集する企業は書面の同意書を事前に取得すること"という内容の法律が提出されたそうです。ユタやミズーリ州では、 消費者の告知せずに商品にRFIDを埋め込むことを禁止する案が検討されているそうです。

記事の執筆者であるMcCullagh氏は、「業界も消費者の危惧には十分配慮しており、対策技術も開発しているのだから、知識不十分な状態での法制度化は慎むべき」と意見を述べています。

感想: 新規技術について社会的受容性を作っていく活動はイノベーションにおける重要な課題であり、コトラー先生はこれをソーシャルマーケティングと言っています。 しかし、この活動の難しさを今回の件でもあらためて感じました。 啓蒙活動をしようとしてかえって過剰な反応を煽ることにもなってしまうからです。 とはいえ、実益があれば理論上の危惧を消費者は受け入れるでしょう。 つまり、消費者が便益を体感できる利用シーンを作ることがRFIDに対する受容性を養う近道だと思いました。

投稿者 motlab : 2004年09月01日 23:42

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