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2004年05月30日
場の提供から個をつなくメディアとしてのインターネット技術
エンジニアを職業としているので、あえて技術のことを公開BLOGには書いてこなかったのですが、一般的な動向を中心に発信していこうと思います。
掲示板からBLOGへ、出会い系からソーシャルネットワーキングへ、といった一連の流れはインターネットが、場の提供だけでなく個と個をつなぐメディアとしての役割が重要になりつつあることを示しています。
電子メールなどのアプリケーションがあるように、 個と個をつなぐメディアとしてインターネットを利用する考え方は新しくはありません。 しかし、認証技術に着目すると、サーバ認証のように場を認証する手段が普及しているのに、any-to-anyの関係でユーザの信用度を確認できるような手段は普及していません (PGPなどもありますが)。 つまり、場の提供メディアとしての完成度に比べると、個と個をつなぐメディアとしての完成度は不十分です。
不十分であることによって、具体的な問題も発生しています。 例えば、SPAMメールの問題は、インターネットを場としてしか考えない悪質業者が個と個をつなぐメディアとしての役割を阻害している事例と考えることができます。
このような状況で、個と個をつなぐメディアとしての完成度を高めていく技術、アプリケーションがホットになっているのでしょう。 BLOGやソーシャルネットワーキングというのも、アプリケーションレベルで個人間の信頼のおけるつつきあいを実現した例だと思います。
一方で、迷惑メール対策の手段として、メールの発アドレスの正当性を証明・検証するための方式が検討されています。 Yahoo!はDomainKey, マイクロソフトはCaller ID, VeriSginはおすみつきシステム、を提案しています。 これらの方式は、迷惑メール対策がきっかけとして提案されているものですが、 個と個をつなぐアプリケーションのための基盤手段として汎用的に使われていく可能性があります。 注目です。 (SixApartのtypeKeyも同じカテゴリの技術かもしれませんね)
Yahoo!のDomainKey, マイクロソフトのCallerID, VeriSignのおすみつきシステム、それぞれについては後日、紹介します。
投稿者 motlab : 2004年05月30日 12:06
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