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2004年03月28日

欧州のマイクロソフト判決の影響

ビジネスウイークの A New World for Microsoft という記事をチェック。
ヨーロッパでマイクロソフトの活動が独禁法違反にあたるとみなされ、厳しい制裁が加えられることとなった。具体的には、Windows Media Playerバンドル版とアンバンドル版の2つのバージョンを配布すること、他社がサーバーソフトを開発しやすいように技術情報を開示すること、$613ミリオンドルの罰金の支払い、が制裁となった。記事は今回の判決が今後のマイクロソフトの活動方針に大きな影響を与えることになる、と影響の大きさを指摘している。

Longhorn, the next major version of Windows, expected in 2006 or 2007. Microsoft has talked about including everything from Internet search to speech-recognition software. If rivals complain to the EU, it might try to prevent some of the planned bundling. That could force Microsoft to rethink its design plans for Longhorn, which could delay the product. Microsoft, however, says it has reviewed Longhorn bundling plans with its developers and lawyers and believes they're legal.

とあるように、マイクロソフトとしては次世代版LongHornに盛り込もうとしていた機能を見直すことになるかも、と指摘している。
マイクロソフトの活動が優先的地位の濫用なのか正当なビジネス戦略の範囲内なのかは結局のところグレーゾーン= 政策的な裁量で揺れる範囲だろう。 もともと、消費者はモノポリに対する嫌悪感を持っており、それでも消費者がマイクロソフトのブラウザやアプリケーションを使っているのだから、"消費者のメリットにつながっている"というBalmer氏の主張は否定できないと思う。 
政策的な裁量の範囲なので地域毎に判断は異なると考えられる。だからこそ、 地域毎の判断がマイクロソフトのグローバルな戦略にどの程度、影響を与えることになるのか、が本件のポイントだろう。 技術情報の開示については、一部の地域だけに開示とか無理なので、結局世界中に開示することになってしまう。 その点においては、インターフェースのオーナシップについてはインパクトの大きい話だ。  アンバンドル版の出荷義務については地域毎に適応可能な気がする。 とはいえ、ユーザはアンバンドル版を選ばすに、バンドル版を買ってしまうのではないだろうか? だって、いちいちダウンロードするのって不便だから。 (今だって、JAVAのVMダウンロードするのが結構、面倒くさい。)

投稿者 motlab : 2004年03月28日 23:43